手紙 末文

手紙の末文

手紙末文。礼状・挨拶状を正しく書くために基本を押さえておきましょう。手紙末文について分かりやすく解説しています。

礼状・挨拶状の正しい書き方を理解しよう!

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手紙の末文

末文とは、主文の後、手紙文を締めくくるための「結びの挨拶」、「結語」で構成されます。

結びの挨拶
用件を締めくくる結びのあいさつで、手紙の内容を総括し、相手に好印象を与える表現を心がけましょう。

結びのあいさつとして、
■用件のまとめ
■相手の健康・繁栄を祈る
■乱筆のおわび
■返信のお願い
■「よろしく」との伝言をする
■今後につなげる表現
などを簡潔に書き、結語で締めくくります。

例文として、
■用件のまとめ
・まずはとり急ぎご報告まで。
・以上、とり急ぎお知らせする次第です。
・以上、よろしくおとりはからいください。
・略儀ながら書中をもって御礼申し上げます。

■相手の健康・繁栄を祈る
・ますますのご活躍を期待しております。
・皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
・時節がらどうぞご自愛ください。
・末筆ながらご家族様のご健康を心よりお祈り申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

■乱筆のおわび
・乱筆乱文お許しください。

■返信のお願い
・準備の都合上、出欠をお知らせください。
・お手数ですが、折り返しご返事をいただければ幸いです。
・ご多用中恐縮でございますが、同封のはがきにて返信をいただければ幸甚に存じます。

■「よろしく」との伝言をする
・皆様にもよろしくお伝えください。
・末筆ながらご主人様にもよろしくお伝えください。
・父からもよろしくとのことでございます。

■今後につなげる表現
・今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
・なお、委細はあらためてご連絡いたします。
・またお会いできる日を楽しみにしております。
・今後とも変わらぬご指導のほど、心よりお願い申し上げます。


結語
文章や話の結びの言葉。
結語は、頭語とセットで使用し、結びのあいさつと同じ行に書きます。
行の残りに充分な空白がある場合、その行の一番最後に一文字分の空白が
残るように結語を書きます。
結びの挨拶が行末まできている場合は改行し、同様に一文字分の空白を残して書きます。

主な頭語と結語のセット
拝啓⇒敬具、かしこ(女性)
謹啓⇒謹言、かしこ(女性)
前略⇒草々


招待状、案内状などで「別記」の用件に対する出欠の返信を求める場合は返信期限を末文に記します。
「別記」に含めて記載する場合は「別記」の最後に小さめの文字で書くようにします。





挨拶状 例文
季節・贈答・祝事・見舞い・弔事・ビジネスの
挨拶状 例文

通知 例文
祝事・弔事・転居などの通知 例文

案内状・招待状 例文
祝事・法事・各種パーティ・催し物などの
案内状・招待状 例文

礼状・挨拶状の書き方

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